2015/09/09

Johann Cristian Gustav Lucae “ZUR ANATOMIE DES WEIBLICHEN TORSO.” (1868)




Johann Cristian Gustav Lucae “ZUR ANATOMIE DES WEIBLICHEN TORSO. ZWÖLF TAFELN in geometrischen Aufrissen für Künstler und Anatomen” 7pp+12plates, C.F. Winter, Leipzig & Heidelberg,1868

ドイツの医師、解剖学者Johann Cristian Gustav Lucae(1814-1885)による“ZUR ANATOMIE DES WEIBLICHEN TORSO. ZWÖLF TAFELN in geometrischen Aufrissen für Künstler und Anatomen(女性の胴体の解剖学:12枚の図版 芸術家や解剖学者のための幾何学的な高さ)。Lucaeは本書の出版後の1869年以降、芸術家のための解剖学をシュテーデル美術館で行うようになった。
 本書は珍しい女性の解剖図譜である。サイズは470x610mmで大判アトラスにあたり、リトグラフによる12枚の図版が掲載されている。解剖図は表皮が残されて脂肪帯の厚みが視覚的に把握できるように描かれている点が特殊である。これらの図はFroriep(1880)、Kollmann(1886)、Sparkes(1901)が引用した。
 希少本だが、WorldCat上のeBooks on Demandのリンク先で電子書籍版が購入可能である。
(バイエルン州立図書館eBooks on Demand、筆者蔵)

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