2015/08/02

Gérard Audran “LES PROPORTIONS DU CORPS HUMAIN, Mesurées sur les plus belles figures de l'Antiquité” (1683)





Gérard Audran “LES PROPORTIONS DU CORPS HUMAIN, Mesurées sur les plus belles figures de l'Antiquité” 34pp, Paris,1683

フランスの彫刻家、版画家Gérard Audran(1640-1703)による“LES PROPORTIONS DU CORPS HUMAIN, Mesurées sur les plus belles figures de l'Antiquité(人体のプロポーション 最良の古代彫刻の測定)。人体のプロポーションに関する書籍だが、人体ではなく古代彫刻を計測している。直接的な解剖学的情報はないが、計測点が上前腸骨棘など体表のランドマークに当てはまることがある。比例ではなく、基準点間距離の長さを平面的に計測した値を掲載し、正面間のみならず側面観の図も含まれる。
 描かれた像はラオコーン、ファルネーゼのヘラクレス、自害するガラティア人、ヴァチカンのオシリス神、アポロン像不明、カリピュゴスのヴィーナス、カピトリーノのヴィーナス、ベルデヴェーレのアポロン、アポロン像不明、瀕死のガリア人、ラオコーン脇侍、水瓶を持つ子供不明。顔面のパーツ、兜と王冠をかぶった頭部、毛髪を掴まれた生首。いくつかの像は左右反転している。
(ウェブアーカイブ版)

0 件のコメント:

コメントを投稿